志穂美悦子「女必殺拳・危機一発」
今週は、とにかくあっちこっちに飛び回り。おまけに風邪引いてしまって、家に着いたときにはもうバタンキュー。なんとか風邪薬飲んで横になり、症状が軽くなってちょっと夜中に起きたら、なぜか志穂美悦子主演の「女必殺拳」シリーズ第2作の「女必殺拳・危機一発」をやっていた。
ついつい全部観てしまいました。(アホや)
知っている人は知っている、若い子は全く知らないであろう、日本が誇る女性アクションスターにしてアイドル、現:長渕剛夫人が志穂美悦子。結婚して表に出なくなってからもう20年ぐらい経ちますか。
その志穂美悦子の代表作が、ブルース・リーのカンフーブームに便乗して作られた東映映画「女必殺拳」シリーズ。
香港秘密捜査官でカンフーの達人、李紅竜(志穂美悦子)が日本にやってきて悪の組織と戦うんですが、お約束として、なぜか紅竜と戦う悪役たちは、ストップモーションで画面いっぱいに“○○流武術△△△”とほとんどノリはショッカーの怪人みたいな登場の仕方をします。楽しいです。
第一作「女必殺拳」は、志穂美悦子の兄役が宮内洋、志穂美悦子を助けるのが千葉真一と、なかなか豪華キャスティング。
シリーズ第二作である「~危機一発」では、倉田保昭がヒロインを助ける役で登場してくれます。
敵役には「~危機一発」は室田日出男が、1キロ先から見ても悪の親分とわかるような姿で登場。用心棒として多くの空手家を子飼いにして、志穂美悦子を苦しめます。
最大のライバル役には石橋雅史。シリーズには毎回登場します。名前は知らなくても東映の映画やテレビドラマの悪役アクションスターでよく見る顔だから、「あ、知ってる」と思う人は多いかも。自分としては「ジャッカー電撃隊」の悪役“鉄の爪”が記憶に鮮やか。
志穂美悦子の最大の功績は、まっとうにアクションが出来て、かつ清純派アイドルというところ。後にも先にもそういう人はいないですねえ。なんでも水野美紀が倉田道場で鍛えてアクションが出来るそうですが、あまりパッとした活躍を見せる場がないのが悲しいですね。
ぐぐってみたらDVDも出ているみたい(だから放映してた映像もやたら画質が良かったのか)ですから、是非ともシリーズ第一作の「女必殺拳」は観て頂きたいです。70年代的B級映画の中でも、それなりに楽しめるレベルにあります。
こういう70年代的B級アクションを現代に再現したのがタランティーノの「キル・ビル」。
タランティーノは「キル・ビル」に、彼の憧れのアイドルである志穂美悦子に出て貰いたくてオファーしようとしたら、日本の関係者に「エツコ・シホミを映画に出すためには、日本最強のカラテカである彼女の夫と戦って勝たないとダメだ」と言われて、泣く泣く諦めたそうです。(笑)
で、どうでもいいんですが、この「女必殺拳・危機一発」の間に「スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ」のCMが流れたのを観て、ちょっと観ようかな、とそそられました。(爆)
「スケバン刑事」かよ~、とか思っていたけど、並べてみたら正統な東映B級アクションの後継者になろうという気概に満ちている、と深作健太を褒めるのは正しいのか否か?
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009.06.29)
- 劔岳 点の記(2009.06.27)
- 愛を読むひと(2009.06.27)
- ターミネーター4(2009.06.08)
- スター・トレック(2009.06.04)





Comments
>ついつい全部観てしまいました。(アホや)
アホや 無いで~ (笑)
いやいや、この映画見てる人 以外にいますよ。
Posted by: しゅらてん | 2006.10.28 at 03:03 AM
しゅらてんさん、コメントありがとうございます。
>いやいや、この映画見てる人 意外にいますよ。
そうですよね、観てると楽しいですもん。最近はこういうB級まっしぐらな作品ってあんまり作られないし、マニアな楽しみみたいなことになっているけど、もっとみんなでおおらかに楽しめると良いですよね。
Posted by: KIYO | 2006.10.30 at 11:35 PM