パンダコパンダ
高畑勲、宮崎駿コンビが送り出した、無類に楽しめる短編作品シリーズが、最近の宮崎駿作品しか知らない子供たちのためにリバイバル公開。
少女とパンダの親子が楽しく暮らす二本立て「パンダコパンダ」「パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻」。
ミミ子はおばあちゃんが法事で長崎まで行くことになり、その間一人でお留守番することになりました。でも元気なミミちゃんはひとりでも平気です。炊事洗濯お掃除なんでも出来ます。そんなミミちゃんのおうちにお客さんがやってきました。なんとパンダの親子です。うれしくなったミミちゃんとパンダの親子は一緒に暮らすことにしました。
キャストやスタッフの名前が懐かしいなあ。お巡りさん役に山田康雄、原画に小田部羊一や近藤喜文が。
一昔前までは、公民館のマンガ映画大会とかで必ずこの「パンダコパンダ」ってやってたんだよね。これってランラン・カンカンが来たときに作ったアニメですよね、確か。え、ランラン・カンカンを知らない?
あちこちで言われていることだし、観れば一発でわかりますが、「となりのトトロ」の原型とも言うべき作品。パパンダは大トトロだし、コパンダは小トトロ。ミミちゃんはメイの原型キャラです。
だいたい、オープニングがその後の「トトロ」ではまんまだしね。
ミミちゃんが作る目玉焼きが旨そうで、あれを観るだけで、ああ高畑=宮崎作品だと思うもんな。
「アルプスの少女ハイジ」でも「白パンは柔らかくておいしい」とすり込まれたのは世界中の子供たちも皆同じ。
それにしても、宮崎駿もまったく同じことをやり続けてるんだよなあ。
「ハウルの動く城」で久々に食事シーンが出てきて、ちょっとうれしかったけど。
恐ろしいことに、あれから36年過ぎたのに、観ている間、子供たちが笑って楽しんで、帰りにパンダコパンダのうたを歌いながら帰る姿はまったく変わらないのです。というか、そんな作品、いったいどれだけありますかね。
DVDも普通にありますので、最近の宮崎アニメしか知らない方は、親子で是非ご覧になってくださいまし。
観るべし。
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