スルース
ローレンス・オリヴィエ、マイケル・ケインの二人の名優で傑作の名を残した心理サスペンスミステリ映画「探偵 / スルース」を、今度はマイケル・ケインとジュード・ロウの二人が挑戦、ケネス・ブラナー監督したリメイク「スルース」。
探偵作家アンドリュー・ワイクの屋敷に、若い男がやってくる。彼の名はマイロ・ティンドル。ワイクの妻の愛人だ。妻との離婚を迫るティンドルに、ワイクは奇妙な提案を持ちかけるのだった。
元は舞台劇で、72年の映画で愛人役だったマイケル・ケインが今度は作家役になってジュード・ロウを迎え撃つわけで、リメイクというより舞台の再演ということで考える方が正しいかも。
原作に沿って今回も男二人芝居で火花を散らすのですが、前回の映画から今回は三幕目ががらりと変えてあるので、そこはどうなるか見物かも。
実はオリジナル映画を観たとき、二幕目のどんでん返しで笑っちゃったんだよなー。あれ舞台ならいざ知らず、映画だとリアルにわかっちゃうから、ギャグになっちゃうと思うんだけど。
今回どうするのかなと思ったら、そこは変わってなかったですね。でも技術は向上してますから、現代なら上手くいけるのかもしれない。
オリジナルの美術が、非常に凝りに凝った屋敷で観ていて楽しかったのですが、今回は近代化しているとはいえ、ダークでもっと舞台美術っぽいですね。
演出もそれにあわせたか、ちょっと陰鬱。元はもっとおしゃれで粋だったように思います。それに元はもっと長かったと思うけど、今回は90分と小粒。リメイクされると長くなる昨今なのに、逆は珍しいですね。
どうせなら、元の映画とあわせて観ることをオススメします。もしくは機会があれば日本でも舞台をやっていますからそれもいいかも。
でもオリジナル映画はビデオが出たきりなのです。今時DVDで出ていないので、この期に発売されることをお願いしたいですね。
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