隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS
黒澤明監督の連続活劇冒険時代劇を、長澤まさみ・松本潤主演、「ローレライ」「日本沈没」の樋口真嗣監督によりリメイクされた「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」。
秋月、早川、山名。国境を接するこの三国は、秋月と早川の同盟により、山名を抑えていた。しかし山名は秋月を攻め、城を攻め落とした。すんでのところで秋月の雪姫と軍資金の金百貫は、いずこかへ消えてしまった。
山名の民だった武蔵は秋月の城で、金探しに連れてこられていたが、どさくさに紛れて逃げ出してしまう。そこに一緒についてきたのが新八。二人は逃げ先の谷で、小枝に隠された金を見つける。そこに現れた弓の使い手と武士に捕まってしまう。武蔵は彼らに金を持って早川領に逃げ込む案を提案する。それは敵の裏をかいて、山名領に入り、早川領に抜けるというものだった。果たして無事金を運べるのか、そして武士たちの正体は?
「隠し砦の三悪人」って黒澤時代劇の中では、「七人の侍」「用心棒」「椿三十郎」「赤ひげ」もマスターピースっぷりより、一段思い入れとしては下がるんだけど、いやあくまで私の中ではだけど。
前半一時間はオリジナルを1.5倍のスピードで駆け抜ける。特にオリジナルは逃避行をはじめるまでが前半一時間使っていたと思うけど、出だしは字幕でやって、ものの数十分で隠し金を背負って逃避行に出発。
見せ場の関所越えや馬でのスピード感あふれるチャンバラも、ちょっとずつひねりつつ、軽快感あふれてサクサク進みます。
阿部ちゃんや椎名桔平、甲本雅弘、高嶋政宏など、良い感じにノリノリだし、宮川大輔もコメディ役としては良い感じ。
これはこれで悪くないんじゃないの、思ったら、後半に入って、ものすごい勢いで減速してマツジュンとまさみちゃんのラブロマンスに突入。ああ、やっぱり。
でもねえ、なんかこのラブロマンスってデジャブ感ありありだなあ。
と、思い出しましたよ、これ「里見八犬伝」だよ。
当時、角川映画の伝奇時代劇の中では、同じ深作監督の「魔界転生」と合わせて大好きだったのよ。千葉ちゃん以下JACのアクション陣も一番ノってる頃で見ごたえもあったし、特撮も当時良い感じに出来ていたしね(でもなかったか?)。
特に、志保美悦子の悲劇的な女犬士とかの死に様が好きでねえ。それと、小学生だったから真田広之と薬師丸ひろ子のラブシーンにドキドキしたり。
思わず劇場で二回連続観ちゃったもんね。
あ、「隠し砦の三悪人」ですか。だんだんマツジュンとまさみちゃんが真田広之と薬師丸ひろ子に見えてきた。阿部ちゃんは千葉ちゃんね。
エンディングの曲が気に入らない? 「里見八犬伝」は英語歌詞だったから、これぐらい問題ないって。
そんなわけで、ちょっと別の懐かしさを感じる映画でした。
ま、見ておけばいいっすよ。
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『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』
公式HPはこちら
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●あらすじ
時は戦国。山名の軍勢は攻め落とした秋月の城に隠された軍資金“黄金百貫”を見つけようと躍起になっていた。その強制労働をさせられていた武蔵(松本潤)と新八(宮川大輔)は... [Read More]
Tracked on 2008.05.15 at 05:39 PM





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